[窃盗・傷害]ドラッグストアで万引きをしようとしたところ、それに気付いて追いかけてきた店員の手に噛みつくなどして怪我をさせ、逮捕勾留された窃盗・傷害事件。

最終更新: 2020年2月5日

事例内容

ドラッグストアで万引きをしようとしたところ、それに気付いて追いかけてきた店員の手に噛みつくなどして怪我をさせ、逮捕勾留された窃盗・傷害事件。起訴後に被害者側と示談が成立し、執行猶予付き判決となりました。


弁護活動

被疑者段階では被害者の方と交渉ができず、示談ができませんでした。起訴後、保釈手続を取るとともに、怪我をされた店員の方、万引被害にあった被害店舗との間で交渉を重ね、示談が成立しました。また、裁判にあたっては、情状証人として奥様と就労先の代表者の方にご本人の人柄や仕事ぶりなどをご証言いただき、執行猶予付き判決となりました。


事件解決のポイント

万引き自体は窃盗罪に該当し、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金となります(刑法235条)。ただ、本件のように万引き後に追いかけてきた店員に暴行した場合、強盗罪あるいは強盗致傷罪に問われるおそれがあります(刑法238条・236条「事後強盗」)。強盗致傷の場合には無期又は6年以上の懲役と法定刑が非常に重くなっています(刑法240条)。本件は、窃盗罪と傷害罪に分かれていましたが、暴行の内容、程度などによって判断が分かれることになります(事後強盗で不起訴となったケース)。


弁護士 清水 俊


最新記事

すべて表示

[傷害]内縁の妻と口論になり暴力をふるって傷害を負わせ、逮捕勾留された傷害事件。

事例内容 内縁の妻と口論になり暴力をふるって傷害を負わせ、逮捕勾留された傷害事件。示談が成立し,処分保留で釈放後、不起訴となりました。 弁護活動 当番弁護士で接見し受任。検察官を介して被害者の連絡先を聞き、その日に示談を成立させ、処分保留で釈放されました。その後に不起訴処分となりました。 事件解決のポイント 同居家族内で起きた事件の場合、被害者の元に戻すと再び事件が起きかねず、捜査機関側も釈放には

[覚せい剤取締法違反]同棲中の交際男性と自宅で共謀して覚せい剤を所持していたとして逮捕勾留された、覚せい剤取締法違反事件。

事例内容 同棲中の交際男性と自宅で共謀して覚せい剤を所持していたとして逮捕勾留された、覚せい剤取締法違反事件。不起訴処分で釈放されました。 弁護活動 ご本人は、交際男性が台所に違法な薬物を所持していることは何となく認識していましたが、自分が購入したものでもなければ一緒に使用していたものでもありませんでした。刑事責任を問われる事案ではないと考えましたが、自首をさせたり警察に通報するといった行動は取ら

[覚せい剤取締法違反]自宅で覚せい剤を使用したとして逮捕勾留された覚せい剤取締法違反事件。

事例内容 自宅で覚せい剤を使用したとして逮捕勾留された覚せい剤取締法違反事件。即決裁判手続により執行猶予付き判決となりました。 弁護活動 初犯の薬物事案であったことから即決裁判手続を打診され、同意しました。保釈も検討していましたが、即決裁判となったことで勾留期間が比較的短くなったため、身元引受予定の方とも相談し、保釈請求をしないこととなりました。即決裁判での判決は必ず執行猶予がつくことから、被告人