事例内容
電車内で痴漢行為をした強制わいせつ事件。被疑者段階で示談が成立し、不起訴となりました。
弁護活動
被害者が高校生だったため、そのご両親との間で示談交渉を進めました。現住所からの引越しなど細かい条項を詰めた上で示談が成立し、不起訴となりました。
事件解決のポイント
法改正により性犯罪事案でも被害者の告訴なく起訴できるようになりましたが、示談や被害弁償の必要性は高いと言えます。被害者と加害者の生活圏が同じような場合には、法的には義務がないものの、住居を引き払ったりすることで被害感情が収まり示談に応じていただけることがあります。
弁護士 清水 俊
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