質問
接見とは何ですか?警察署に行けばいつでも面会できますか?
回答
接見とは、勾留中の被疑者や被告人と面会することを言います。接見禁止がついていない限り、ご家族に限らず、知人・友人・恋人なども会って話すことができます。
弁護士の場合、勾留されているのが警察署であれば基本的には祝祭日を含めどのような時間帯に行っても接見ができます。また、接見時間も特に制限はなく、場合によっては1,2時間に及ぶこともあります。
一般の方の場合には、平日の午前10時~12時・午後1時~午後4時ころまでの時間帯で、面会時間も15分程度と制限されているのが通常です。警察署にもよりますが、朝8時45分ころから電話予約が始まり、先着順で受け付けます。接見室が1つしかない警察署が多く、受付開始後すぐに予約枠が埋まってしまうこともあるようです。また、被疑者は1日1組としか面会ができないとされており、先に他の親族や友人が面会予約を入れてしまっていると、その日は面会ができません。なお、1日1組の制限に弁護士接見は含まれません。
勾留先が拘置所の場合には、電話予約ではなく、直接拘置所に行って受付します。受付時間や所在地などは法務省HPなどをご参照ください。
弁護士 清水 俊
Comments