[Q&A]既婚の事実を隠して15年交際、慰謝料1000万円請求は法外か
質問 ある女性が、交際する男性が結婚していたにもかかわらず、そのことを知らされることなく、15年間も交際関係を続けていた問題で、当該女性が1000万円の賠償を求めたという報道がありました。そのような請求は「法外」でしょうか。また、恐喝罪に当たるのでしょうか。 回答...
質問 ある女性が、交際する男性が結婚していたにもかかわらず、そのことを知らされることなく、15年間も交際関係を続けていた問題で、当該女性が1000万円の賠償を求めたという報道がありました。そのような請求は「法外」でしょうか。また、恐喝罪に当たるのでしょうか。 回答...
質問 美容院に勤務している女性から「お客様がお店の備品を持ち帰ってしまう」という相談が寄せられました。女性によると、備品を持ち帰っていくのはいつも同じ客で、帰り際、毎回バッグをトイレに持ち込み、生理用品などの備品を5個以上持ち帰って行くとのことです。...
質問 車にキャンプ用の薪割り用の斧一本と刃渡り10センチの血抜き用のナイフを積んでいたことで警察から取り調べを受けました。起訴されるのでしょうか? 回答 まず、銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)は、一定の許可や職務上必要とされる場合を除いて鉄砲や刀剣類を所持することを禁止して...
質問 貨幣処理機製造大手の会社で、その社員が約13年間で計約21億5500万円を横領し、競馬の馬券購入に「約17億6300万円」、日常的な飲食代や遊興費に「約3億9200万円」を費消したというニュースがありましたが、刑事上・民事上の法的責任はどのようになりますか。 回答...
質問 北海道小樽市の飲食店を利用した男性が、料金を支払えないことを知りながら飲食したとして、北海道警に詐欺の疑いで逮捕されるというニュースがありました。このケースでは手持ちがないことが分かっていたようですが、もし食べた後に財布がないことに気づいて、支払いたくても支払えない場...
質問 自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」で、沿道から道路に乗り出していた観客のプラカードに選手が衝突し、大きなクラッシュ事故となりましたが、観客の法的責任はどうなりますか? 回答 怪我をした選手との関係では、「傷害罪」が成立し得ます。...
質問 有料駐輪場の自転車ロックをせずに無断で利用した場合、法的にはどうなりますか。 回答 基本的には民事責任の問題だと考えます。 無人駐輪場を利用する場合、契約書がなくても民法上の「契約」は成立します。駐輪場側は駐輪スペースを提供する義務を負い、利用者は利用時間に応じた駐車...
質問 東京地検が、被告人2人に法定刑を超える求刑をし、東京地裁もまた法定刑を超える判決を言い渡したというニュースがありました。そのようなことがあり得るのですか。 回答 検察庁や裁判所といった組織に対し、少なくとも形式面のチェックについてはある種の信頼感がありましたので、判決...
質問 施設側はマスク着用を拒否する客に対して、利用拒否や退去要求ができますか。 回答 誰を施設内に入れるか入れないかは、不合理な差別に当たらない限り、基本的に施設側の自由です。 ブランディングなど経営戦略上の判断も尊重されるでしょうし、施設の従業員やほかの利用者の健康・安全...
質問 車内に妻がいることを確認せずに機械式立体駐車場を操作してしまい、動き出した機械に妻が挟まれて死亡した事件で、機械操作をした夫が重過失致死罪で立件見込みというニュースがありました。夫は「酒に酔って覚えていない」と供述しているようですが、こうした事情がどのように犯罪の成否...
質問 駐輪場に放置されている盗難自転車を持ち去ったとして、占有離脱物横領の罪に問われた男性の判決で、福岡地裁が無罪を言い渡したというニュースがありました。他人の自転車を乗り回しておいてなぜ無罪となるのでしょうか。 回答 そもそも窃盗じゃないの?と素朴に思う方もいらっしゃると...
質問 福島県鏡石町の町職員が「人事ロト」と称して町役場の人事異動を予想して現金を賭けていたというニュースがありました。賭け金が少額なうえ、結果として配当されることがなかったとしても、賭博罪に問われますか。 回答 まず「賭博とは、『偶然の勝負ごとに金銭等を賭けること』をいいま...
事例内容 内縁の妻と口論になり暴力をふるって傷害を負わせ、逮捕勾留された傷害事件。示談が成立し,処分保留で釈放後、不起訴となりました。 弁護活動 当番弁護士で接見し受任。検察官を介して被害者の連絡先を聞き、その日に示談を成立させ、処分保留で釈放されました。その後に不起訴処分...
質問 エスカレーターでのベビーカー使用は危険であるため禁止されていますが、実際にはよくみかけます。万が一、ベビーカーが落下するなどして他の利用者等が怪我をした場合、どのような法的責任が発生し得るでしょうか。 回答 まず、民事責任としては、不法行為に基づく損害賠償責任が発生し...
事例内容 同棲中の交際男性と自宅で共謀して覚せい剤を所持していたとして逮捕勾留された、覚せい剤取締法違反事件。不起訴処分で釈放されました。 弁護活動 ご本人は、交際男性が台所に違法な薬物を所持していることは何となく認識していましたが、自分が購入したものでもなければ一緒に使用...